ぎっくり腰

”ぎっくり腰は”は突然訪れる!


いつもと同じ何気ない休日。
家の片づけをしていて重いものを持った瞬間、

「うがぁぁぁっ!」

急に腰に激痛が走り、身動きが取れない状態に・・・(泣)

ぎっくり腰は、誰にでも突然起こる可能性があります。
いざという時の応急処置や治療法について知っておきましょう。




ぎっくり腰の応急処置&治療ガイド

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰は様々な要因で腰に負担がかかっている場合に起きやすくなります。
以下は、ぎっくり腰の原因となる可能性があるものです。

◆スポーツ
筋肉のつき方が悪い(バランス)、運動後の疲労を取りきれていないといった方は腰に負担がかかっていることがあります。

◆生活習慣
仕事で毎日長時間同じ姿勢を続けている方などは、特定の部位に負担がかかっています。
このことにより、血流も悪くなり腰まわりの筋肉にも悪影響を与えています。

◆ストレス
精神的なことは一見、腰痛に関係すると思えないのですが、実は筋肉を緊張させてしまっており、腰にも負担を与えていることがあります。

◆病気
腎盂腎炎、急性膵炎、椎体骨折、転移性骨腫瘍などの病気がぎっくり腰の原因になることがあります。

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰の痛みや症状

経験したことのある方なら二度と忘れることのできない「激痛」。
ぎっくり腰の痛みや症状について解説します。

・電気が走るような激痛があり歩けない (痛みの出方には個人差があります)
・くしゃみや咳をすると腰が痛む
・いったん座ってしまうと、再び立ち上がるのにかなり時間を要する
・寝ている状態で上半身を起こせない
・横になっている時に、寝返りを打つと痛みが走る
・朝起きた時に体を動かすと強い痛みが出る


ぎっくり腰の痛みや症状

ぎっくり腰の応急処置

痛みが出た直後では応急処置のしようがありませんから、少し落ち着くのを待ってから、痛みがある部位とそうでない部位の温度を比べてみてください。

もし、患部が熱を持っているようであれば、氷の入った袋をタオルでくるむなどして患部を冷やすようにしてください。

その後、以下のような症状が出ているようでしたら、夜間でも救急病院を受診するようにしてください。

・痛みが時間を追うごとに増していく
・冷汗が出ている
・下肢に麻痺やしびれが出ている
・排尿または排便に異常が感じられる
・横になっている状態で、痛みが強いままだ
・痛みで眠れない
・発熱がある
・嘔吐
・腰以外の部位にも痛みが出ている


ぎっくり腰の応急処置

治療1:ぎっくり腰の治し方(対処法)

突然起きるぎっくり腰。

・背伸びをしただけ
・体をねじっただけ
・重い物を持とうとしただけ


何気ない動作をしただけなのに、腰に突然激痛が走り、そこがどこであろうと動けなくなってしまいます。
さて、ぎっくり腰が起きた時にどんな対処法をとれば事態を悪化させなくて済むのでしょうか?

治療1:ぎっくり腰の治し方(対処法)

治療2:ぎっくり腰の治療は何科?

ぎっくり腰になったらとにかく安静にすることです。

あまりにひどい痛みなので、すぐに病院へ行った方がいいようにも思うのですが、実はすぐに病院へ行っても様子を見る為に時間を置いた方がいいと言われてしまうことがほとんどなのです。

安静にして少し落ち着いたら、患部を冷やしてあげましょう。
そして、念のために整形外科を受診するといいと思います。

治療2:ぎっくり腰の治療は何科?

治療3:病院でのぎっくり腰手術

ぎっくり腰は安静にしていれば、2〜3週間で痛みが引いてしまう場合がほとんどなのですが、場合によっては手術が必要になることもあります。

それは、ぎっくり腰の原因が椎間板ヘルニアであった場合です。

治療3:病院でのぎっくり腰手術

治療4:ぎっくり腰治療に保険は使える?

整形外科、整骨院でぎっくり腰の治療を行う際は、保険適用となります。

ぎっくり腰はまずは安静にして状態を落ち着かせてから治療に入ります。
この場合、整骨院などではなく病院を受診するようにしてください。

なぜかと言いますと、ぎっくり腰は、関節や筋肉などの損傷または障害が原因の場合もありますが、重篤な病気が引き起こす場合もあるからです。

原因を特定してから、問題がなければ整骨院やカイロプラクティックでの治療も併用するようにしてください。

※カイロプラクティックでの治療は保険適用にはなりません。

さて、健康保険は適用になるので一安心です。
では労災保険はどうなんでしょう?

治療4:ぎっくり腰治療に保険は使える?

予防1:ぎっくり腰を予防するには?

ぎっくり腰は、スポーツや心因性のストレスなどが筋肉に負担をかけてしまっていることが大きな原因で起こります。

ぎっくり腰になるとかなりの激痛で3週間くらいは痛みが引かず、日常生活にも支障をきたします。
ですから、ぎっくり腰を起こさない、つまり予防策をとっておくことが大切です。

予防1:ぎっくり腰を予防するには?

予防2:コルセット

ぎっくり腰の最大の治療は「安静」です。
つまり、腰を動かさないようにするのが一番なのです。

しかし、横になっていたとしても、どうしても腰を動かしてしまうものです。

ですから、意図的に腰を固定してしまいます。
これを実現させてくれるのが、「コルセット」です。

予防2:コルセット

予防3:テーピング

テーピングを行う際には伸縮性の高いテープを使って、筋肉の流れにそってテープを貼っておくと、血流を妨げることなく無理なく固定もでき、ぎっくり腰を予防することができます。

効果があるので常用してしまいがちですが、以下のことに気をつけるようにしてください。

・毎回同じ場所に貼らない (少しずらして貼る)
・かぶれないようにする為に、きつめに貼らない


予防3:テーピング



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